和歌山県北部を走るJR和歌山線の5つの駅で自転車をそのまま電車に持ち込んで乗車することができる「サイクルトレイン」の運行が始まりました。

「サイクルトレイン」は、自転車をそのまま電車に持ち込んで移動することができる列車で3月から和歌山県北部などを走るJR和歌山線で利用できるようになり、このほど運行の様子が報道陣に公開されました。
乗り降りができるのは、和歌山駅、岩出駅、粉河駅、橋本駅、奈良県の五条駅で、ホームには、専用の乗車位置が設けられ目的地の駅で降りると、自転車とともにホームを移動し改札を出ます。
日曜・祝日のみの運行で、一列車に持ち込める自転車は4台までとなっていて事前にホームページから利用の予約が必要です。
JR西日本和歌山支社の芹川至史 副支社長は「きのくに線と和歌山線でサイクルトレインは県内250キロの区間となり、新たな移動の選択肢として利用してもらいたい」と話していました。