FIFA＝国際サッカー連盟は日本が招致を目指していた2031年の女子のワールドカップについて、アフリカか北中米カリブ海の加盟協会の中から開催地の立候補を募ることを決め、日本は招致できなくなりました。

FIFAは、5日、オンラインで開いた理事会で今後の女子ワールドカップについて、2031年大会は、アフリカか北中米カリブ海、2035年大会はアフリカかヨーロッパの加盟協会から開催地の立候補を募ることを決めました。

日本サッカー協会は宮本恒靖会長が去年3月に就任した際、2031年大会の招致を表明していましたが、今回の決定で日本は招致できなくなりました。

宮本会長は、「非常に残念なお知らせです。今回の決定にかかわらず、日本で女子サッカーの人口を増やし、競技レベルの向上を目指していく考えに変わりはありません。2039年以降の招致も視野に入れながら、なでしこジャパンをはじめ、あらゆる年代の女子代表を世界一を目指して戦えるチームにしていくこと、全国各地で女子サッカーの環境を整えていくことに取り組んでいきます」とコメントしています。