日本三名園の1つ 岡山 後楽園で「延養亭」特別公開
2024年10月22日 12時45分
日本三名園の1つ、岡山市の後楽園で、江戸時代に藩主の居間として使われていた建物「延養亭」が21日から特別に公開されています。
岡山市北区の後楽園にある「延養亭」は、江戸時代に歴代の藩主が居間として使っていた建物で、1945年の岡山空襲で焼失しましたが、1960年に今の建物が復元されました。
ふだんは非公開ですが、毎年、5月と10月に期間限定で内部が特別に公開されていて、21日から公開が始まりました。
後楽園によりますと、園内は「延養亭」からの眺めが最も美しくなるように造られているということで、訪れた人たちは、ふすまを開けてふだんは見られない景観を楽しんでいました。
東京から観光で訪れた60代の男性は、「お殿様が、これだけきれいな景色を独占していたと思うと羨ましいです」と話していました。
また、岡山市の40代の女性は「後楽園には何回か来ていましたが、また違うきれいな景色が見られてよかったです」と話していました。
「延養亭」の特別公開は10月27日まで行われ、事前の予約が必要です。
https://www3.nhk.or.jp/news/easy/ne2024102211435/ne2024102211435.html