渋谷と新宿 ハロウィーン期間中 駅周辺など合同で対策へ
2024年10月7日 16時36分 東京都
今月31日のハロウィーンを前に、東京 渋谷区と新宿区が7日会見を開き、渋谷駅と新宿の歌舞伎町周辺のコンビニなどに酒の販売の自粛を要請するなど合同で対策を行うことを明らかにしました。
NHKプラスで 10/14(月) 午後10:00 まで配信
会見は日本外国特派員協会で行われ、渋谷区の長谷部健区長と、新宿区の吉住健一区長が出席しました。
渋谷駅周辺はハロウィーンの時期に大勢の若者や外国人が集まってトラブルや雑踏事故が起こる懸念があることから、区は去年、渋谷に来ないよう呼びかける異例の対応をとりました。
その一方で、新宿の歌舞伎町に多くの人が流入したことから、ことしは2つの区が合同で対策を進めることになり、7日の会見で具体策を発表しました。
それによりますと、条例で路上飲酒が禁止されている渋谷駅周辺に加えて、ハロウィーンの期間中は歌舞伎町周辺でも路上飲酒を禁止するほか、それぞれの禁止区域では酒の販売の自粛を要請することにしています。
渋谷区の長谷部区長と新宿区の吉住区長は
会見で渋谷区の長谷部区長はことしもハロウィーンの期間中は渋谷に来ないよう呼びかけたうえで「街で迷惑な路上飲酒をして騒ぐのではなく、ルールを守って過ごしてほしい」と訴えました。
また、新宿区の吉住区長は「酒を飲むときは店の中でルールを守って楽しんでほしい」と呼びかけていました。
2つの区はハロウィーンの期間中、パトロールを実施し警戒を行うことにしています。