物の値段が上がっている
食べ物が足りない家庭が増えた
NGOのセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、子どもを育てていて生活のお金に困っている家庭に、食べ物を無料で渡しています。冬休みに渡す食べ物は、用意した5000より多い6700以上の家庭が申し込みました。
申し込んだ家庭に聞くと、いちばん多い理由は「物の値段が上がって、食べ物を買うお金がない」でした。55%の家庭が親の食事、25%が子どもの食事を少なくしていると答えました。
東京都にある団体のフードバンク立川は、今年の春、90ぐらいの家庭に食べ物を渡しました。12月は200ぐらいに増えました。しかし、会社などから寄付してもらった食べ物は、去年の半分ぐらいです。
団体は「食べ物などが高くなって、困っている家庭が増えているのに、寄付が少なくなっています」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/easy/k10014300841000/k10014300841000.html