カフェで「ドリンクを頼まない」って非常識ですか?
職場でのランチ代を少しでも節約したいので、
パスタだけ頼んでます
仕事中のランチ代を少しでも節約するために、カフェを利用した際に食事だけを注文してドリンクは頼まないという人もいるのではないでしょうか。
その際に、断られることはなくても、雰囲気的に気まずいものを感じることもあるでしょう。本記事では、「カフェでドリンクは注文しない」という行為は悪いのか、またマナー違反になる可能性があるケースについて解説します。
カフェでドリンクを頼むかどうかは基本的に個人の自由
カフェのドリンク代は店舗によって差がありますが、大手チェーンのカフェでは、コーヒーや紅茶などは300~800円程度に価格設定しているのが一般的です。毎日のランチでドリンクを我慢すれば、月単位ではまとまった節約になるでしょう。日本の場合、カフェやファミレスなどのカジュアルな飲食店で「食事だけを頼んでドリンクを注文しない」のはそう珍しいことではありません。食事を頼んでいれば、「水をください」といえば、無料で持ってきてくれるケースが大半でしょう。
ただし、中にはパスタなど単品のみの注文を断っているカフェも一部あります。こうした店舗では通常、メニューなどに「ワンドリンクオーダー制」などと記載しています。カフェに独自のルールがある場合には、それに従いましょう。ルールがなくても毎日のように通っていたり、店員に「お飲み物はどうしますか」と聞かれたりして気まずさを感じるときには、たまに安めのソフトドリンクを頼んでみるのも一案です。アイスティーなどのスタンダードなドリンクであれば300円以下のところもありますし、食事とのセット価格が適用されることも多いでしょう。
マナー違反になる可能性があるケース
独自のルールがない限り、カフェでドリンクを注文するかどうかは基本的に個人の自由です。ただし、不特定多数が共有するスペースである以上、マナーは存在します。例えば、以下のような行為はマナー違反にあたる可能性が高いため控えるのが賢明です。
・料理を食べ終わった後に何も頼まずに席を長時間使用する
料理を食べ終わった後にも、席を使用し続けることはやめましょう。食後にドリンクを頼む予定があるのかどうかは、店側からは判断しづらいものです。特に混雑していて席が空くのを待っている人がいる場合には、食事を終えたタイミングで席を立つのがマナーです。
・無料だからといって水を何杯もおかわりする
カフェが無料で水を提供している場合には、頼めば何回でも持ってきてくれるでしょう。ただし、カフェとしては、利益を上げるために本心では何かしらのドリンクを頼んでほしいはずです。また、セルフサービスでない限り、何杯もお代わりするのは店側に手間も取らせます。食事のときにたくさん飲み物が欲しい人は、最初に何かしらのドリンクを1杯だけ注文し、2杯目から水にすることも考えましょう。
カフェで無理にドリンクを頼む必要はないが店側への配慮も忘れずに
カフェで料理だけを頼み、ドリンクは無料の水にして節約すること自体はそんなに失礼ではありません。ただし、料理を食べ終わった後に何も頼まずに席を使用し続けたり、水だけを何杯もお代わりしたりする行為は、店側にとっては必ずしも感じの良いものではないでしょう。周囲の状況や反応も見ながら、TPOに配慮してマナーを守った行動を心がけましょう。
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