月収6桁の中学生ブロガー、「就職したくないから稼げるようになりたい」
中学生ブロガー、月収25万近い収益化に成功
「好きなことで、生きていく」が徐々に浸透する時代に、最近SNSで注目されはじめた中学3年生がいる。ネットを通じて毎月10万円以上の収益を上げるキメラゴンさんだ。ブログ、ツイッター、note、YouTubeなどで発信し、あのネット有名人・イケダハヤトさんも太鼓判を押す。「学歴社会は終わり」「個人で稼ぐ力をつける」と時代を読む、彼の思考回路を探った。
取材当日。中学生であるため、取材は学校の放課後もしくは休日になると想定していたが、キメラゴンさんは平日の14時を希望した。
――平日のお昼ですが、学校はもうお休みなんですか。
高校の進路が、登校日数が関係ないN高という通信制の学校に決まったので、9月から学校には週一回くらいしか行っていないです。だから平日でも取材に来れるんです。それまでは普通に通っていましたよ。学校に行っていると長時間拘束されるので、行きたいときに行っています。その分、仕事に時間を割いています。
――学校に登校しなくて、先生に何か言われたりしませんか。
言われないですよ。先生にも自分の活動について話していて、「キメラゴン君のことは、学生でなくビジネスマンとして見ているから好きにしなさい」と言われます。
――先生も理解してくれているんですね。もしかして私立の進学校ですか。
いえ、普通の公立です。
――ブログを始めたきっかけは何だったんでしょう。
小学5年生のとき、お父さんに「ARuFaの日記」(※編集部注:面白記事で人気のブログ)というブログを教えてもらって、面白そうだなっていうのがきっかけです。それから自分でも趣味のブログを始めました。
それで公園の砂浜に大きな穴を掘って、首まで埋まって“砂から生えてきた人”みたいな記事を書いていました。今のブログとは全然路線は違うんですけど。書くこと自体が趣味で、学校の友達とか習い事の先生とかに読んでもらっていました。でもブログにそこまでこだわりがあったわけではなくて、例えばそのときヒカキンさんとかを見てたら、今頃YouTuberになっていたと思います。
リンク:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191225-00209441-hbolz-soci
[単語]
・太鼓判を押す:ある人の能力・信用やある物の性能・品質などについて、絶対に確実なものと保証する。けっして間違いない、だいじょうぶだと保証する。