제목   |  研修医評価、スマホ入力で負担減 将来は患者も参加 작성일   |  2019-12-13 조회수   |  2376

 

 

 

 

 

 

 

 

研修医評価、スマホ入力で負担減 将来は患者も参加

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医師の質の向上を目指し導入された医師臨床研修制度で、その研修内容を評価するオンライン・システムの改良版「EPOC2」が令和2年度から導入されることになり、その概要が判明した。患者情報を暗号化した上で、スマートホンからの入力・閲覧も可能となり、評価作業が大幅に簡便化される。将来的には研修医から医療行為を受けた患者も評価に参加できるようになり、医療の質向上にも寄与するシステムとなりそうだ。(大家俊夫)

 

 

 

■記入作業は負担

 

 

 「研修医は日々、各診療科で覚えること、勉強することが多い。それに加えて、どのような手技を経験したか、どのような症例を診療したかなどの研修医評価の記入やレポートの作成は、少し負担に感じることもある」

 現在、2年目の研修を受けている東京医科歯科大医学部出身の埴岡(はにおか)愛沙美さんはこのように現状を話す。

 

 

 研修医を評価する項目は膨大な量に及ぶ。たとえば、「到達目標の達成度」の評価シートがある。その中の「医師の資質・能力」では「医療における倫理性」「医学知識と問題対応能力」「コミュニケーション能力」という項目があり、それぞれに到達レベルをチェックする。さらに、「研修履歴」(研修期間、診療科)、「経験した症候・疾病の記録」などの評価項目が加わる。

 

 

 これらの評価は研修医が情報を記入し、それを指導医が評価する。これらの評価に基づき、全体の研修が到達レベルが判断されるため、記入作業が負担になっても、避けられないプロセスとなっている。

 

 

 

 ■QRコードも活用

 

 

 EPOC2はスマホを使い、QRコードを活用しながら、場所や時間帯を問わず、これまでよりも簡便に記入できる。また、スマホを通じて指導医から評価を依頼できる新機能もあり、看護師や他の医療職も評価に参加できるようになる。

 

 

 「いまの制度ではその場で記録できず、大学や家のパソコンで入力することになるが、後回しになりがち。スマホを使い、その場で記入できるようになるのはとても便利」(埴岡さん)という声も上がる。

 

 

 新システムでは将来的には卒前臨床実習から臨床研修、生涯教育まで記録できるため、医師の生涯研修の資料として活用できるようになる。さらに、患者もスマホなどから研修医の評価に参加することで、研修医の医療行為に患者側のチェックが入ることになる。

 

 

 EPOC2は一般社団法人国立大学病院長会議が開発。運営委員会の田中雄二郎委員長(東京医科歯科大理事)は「現行のEPOCは6割の研修医が利用している。EPOC2は全国の標準化を図るため、すべての研修医受け入れ病院での利用に広げたい」と見込む。16日から申し込みを受け付け、来年4月から運用開始する予定だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

リンク:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00000590-san-sctch

 

 

 

 

 

 

 

 

[単語]

 

 

 

 

 

1.閲覧(えつらん):書物・新聞・書類・ウェブページなどの内容を調べながら読むこと。
2.簡便(かんべん):簡単で便利なこと。手軽なこと。
3.症例(しょうれい):病気・けがなどの、症状の例。
4.生涯(しょうがい):一生のうち、ある事に関係した期間。

 

 

 

 

 

 

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