日韓「歴史的事実共有したい」 両国の若者、都内で討論集会
日韓関係を改善していくための方法を考えようと、日本と韓国の若者らが22日、東京都内で討論集会を開き、関係悪化の原因となった元徴用工問題について話し合った。韓国人学生は「韓国社会は元徴用工や元慰安婦らの心の治癒を目指している」と説明、日本人からは「過去の植民地支配についてもっと知り、歴史的事実を共有したい」との声が上がった。
歴史問題に取り組む団体などが主催し、日韓と在日コリアンの学生ら22人が参加した。討論では韓国人学生が「韓日中の3カ国が共同で歴史教科書を作ってはどうか」と提起。日本人学生からは「既にあるが浸透していない」といった意見が出された。
リンク:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190922-00000082-kyodonews-soci
[単語]
1.集会:多くの人が、共通の目的をもって、ある場所に集まること。
2.徴用:戦時などの非常時に、国家が国民を強制的に動員して、一定の仕事に就かせること。また、物品を強制的に取り立てること。
3.治癒:病気やけがなどがなおること。
4.主催:中心となって会合や行事などを行うこと。
5.提起:訴訟や問題・話題などを持ち出すこと。
6.浸透:思想・風潮・雰囲気などがしだいに広い範囲に行きわたること。