朝もや、東京タワーかすむ 都心部、スカイツリーも
東京都心では7日朝、もやが観測された。シンボルの東京タワーやスカイツリーも白くかすんだ景色が現れた。
気象庁によると、もやは、微小な浮遊水滴などで見通しが1キロ以上、10キロ未満となる状態。
6日に雨が降った影響で大気が湿り気を帯び、放射冷却による冷え込みで空中の水蒸気が凝結したとみられる。
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【単語】
1. かすむ : ( 霞む・翳む ) 霞かすみがかかる。また、物がぼやけて見えなくなる。
2. 都心部 : 最高地価点を含む高地価地区で,狭義には最高地価の地点を都心という。しかし普通はその周辺の地区をも含めて都心といい,都心部あるいは都心地区とも呼ばれる。
3. もや : (靄) 無数の微小水滴が大気中に浮遊している現象。霧粒より小さい。
4. 観測 : 自然現象を精密に観察・測定し、その変化や推移を調べること。
5. シンボル : 象徴。表象。
アセンブリ言語などで、アドレスや変数などに付ける名前のこと。
6. 景色 : 観賞の対象としての自然界の眺め。風景。
7. 微小 : 非常に小さいこと。かすかに認められること。また、そのさま。
8. 浮遊水滴 : 空中や水面に浮かびただようこと。
9. 水滴 : しずく。水のしたたり。
10. 見通し : さえぎるものがなく遠くまで見えること。また、その場所。
11. 湿り気 : 水分を少し含んでいる感じ。また、その水分。しっけ。
12. 放射冷却 : 地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。
13. 冷え込み : 気温がひどく下がること。寒さが強くなること。
14. 水蒸気 : 水が蒸発してできた無色透明の気体。湯気が白く見えるのはこの一部が冷えて細かい水滴となるため。蒸気。
15. 凝結 : 凝析ともいう。液体または気体中に分散している微粒子が集り,大きな粒子をつくる現象,またはそれによって沈殿する現象。