「ゲーム障害」初の実態調査へ 厚労省
オンラインゲームなどのやり過ぎで日常生活が困難になる「ゲーム」への依存症「ゲーム障害」について、厚生労働省が来週から初の実態調査に乗り出すことがわかりました。
「ゲーム障害」とは、ゲームをしたい衝動が抑えられない、日常生活よりゲームを優先し、身体にも影響が出るなどの状態のことで、WHOは今年5月にも新たな「疾病」として認定する方針を示しています。
そうしたなか、厚生労働省が来週から「ゲーム障害」についての初めての実態調査に乗り出すことがわかりました。全国の10代から20代の若者6000人を無作為に抽出し、調査票に記入してもらう方法で行われるということです。
世界的にも初の実態調査となる見通しだということで、厚労省は「結果を受け予防や治療などの具体的な対策につなげていきたい」としています。
リンク:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190111-00000032-jnn-soci
【単語】
1. 障害 : さまたげること。また、あることをするのに、さまたげとなるものや状況。しょうげ。
個人的な原因や、社会的な環境により、心や身体上の機能が十分に働かず、活動に制限があること。
2. 実態調査 : 実際の状態。本当のありさま。実情。
3. 厚労省 : 厚生労働省、国家行政組織法が規定する「国の行政機関」である省の一つである。
健康・医療、子ども・子育て、福祉・介護、雇用・労働、年金に関する政策分野を主に所管する。
4. 困難 : 物事をするのが非常にむずかしいこと。また、そのさま。難儀。
5. 依存症 : 身体的依存を伴うもしくは伴わない、薬物や化学物質の反復的使用である。
6. 疾病 : やまい。病気。疾患。
身体的もしくは精神的異常で,普通,原因,症状,形態的変化のうち,少なくとも二つを示すもの。
7. 認定 :(公の機関が)資格・事実の有無や物事の程度などを調べて、決めること。
8. 方針 : 一般用語としては、目指す方向のこと。目標とセットで使用される場合は、目標を達成するための活動の方向づけや制約条件のことをさす。
9. 予防 : 悪い事態の起こらないように前もってふせぐこと。
10. 治療 : 病気やけがをなおすこと。病気や症状を治癒あるいは軽快させるための医療行為。療治。