命に関わることもある危険な暑さ 熱中症に厳重警戒を
17日も岐阜県の各地で気温が38度を超えるなど西日本と東日本では、命に関わることもある危険な暑さになっています。熱中症に厳重に警戒し、十分な対策をとってください。
気象庁によりますと、西日本と東日本を中心に連日、猛烈な暑さが続いていて、17日も広い範囲で勢力の強い高気圧に覆われ、各地で気温が高くなっています。
午後2時半までの最高気温は岐阜県の郡上市八幡で38度4分、岐阜市で38度1分など岐阜県の各地で38度を超えているほか、兵庫県丹波市で37度9分、名古屋市で37度8分、埼玉県熊谷市で37度7分、京都市で37度6分、愛媛県大洲市で35度8分、岡山県倉敷市で35度7分など各地で猛暑日となっています。
ところによって命に関わることもある危険な暑さになっていて、熱中症に厳重な警戒が必要です。
熱中症の対策に詳しい専門家などは、日中の運動は控えるほか、室内ではためらわずに冷房を使うこと、それに水分や塩分をこまめに補給することが必要だとしています。
特に西日本を中心とした豪雨の被災地では環境の変化によって特に熱中症の危険性が高まっています。
被災した方々や復旧作業に当たっている人などは水分や塩分をこまめに取ることや、定期的に日陰などで休憩すること、自宅の冷房が壊れている場合は冷房のある避難所へ移動するなど、十分な対策をとってください。
リンク:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180717/k10011536271000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
【単語】
1.熱中症:高温環境にさらされたために起こる障害。
2.厳重:いいかげんにせず、きびしい態度で物事に対処するさま。
3.警戒:危険や災害に備えて、あらかじめ注意し、用心すること。
4.猛烈:勢いが強くはげしいさま。 程度がはなはだしいさま。
5.猛暑日:日中の最高気温が35度を超える日のこと。
6.控える:自制や配慮をして、それをやめておく。見合わせる。
7.小まめに:細かいところまで十分気を配って, よく働くさま。まめまめしいさま。
8.日陰: 物の陰になって日光の当たらない所。
9.休憩:仕事や運動などを一時やめて、休むこと。休息。
【質問】 記事を読んで次の質問に答えてください。
1. 西日本で特に熱中症の危険性が高まっている原因は何ですか?
2. 熱中症の対策としてどうするべきですか?