この中で安倍総理大臣は「意欲ある高齢者に働く場を準備することは、人口減少の中で潜在成長力を引き上げるためにも、官民挙げて取り組まなければならない国家的課題だ。65歳以上を一律に『高齢者』と見るのは現実的ではない」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は、年功序列の一律の処遇ではなく、成果を重視する報酬体系を構築することなどで高齢者の雇用は広がっていくと指摘し、本人が希望すれば65歳を超えても働き続けられる制度の検討を、加藤厚生労働大臣らに指示しました。
また安倍総理大臣は、大学改革をめぐって、国公立や私立の枠を超えた連携・統合や、大学の経営陣への外部人材の登用など合わせて6つの課題について、来月にも取りまとめるいわゆる「骨太の方針」で明確な方向性を決定したいという考えを示し、林文部科学大臣に検討を加速するよう指示しました。
 
リンク:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180516/k10011440841000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_005
 
【単語】
1.高齢者:年老いた人。年齢が高い人。
2、検討: 物事を詳しく調べ考えること。よいかどうかを調べ考えること。 
3.構築:組み立てて築くこと。築造。
4、取り組む: ① 互いに組みつく ②相手となって勝負を争う。特に、相撲をとる。③ 熱心に事にあたる。 
5、雇用:ある人を敬って、その用事・入用などをいう語。また、用事・入用などを丁寧にいう語。
6、明確:はっきりしていてまちがいのないこと。また、そのさま。
7.年功序列:勤続年数や年齢などの要素を重視して、組織内での役職や賃金を決める人事制度。
 
 
【質問】 記事を読んで次の質問に答えてください。
 
1.安倍総理大臣が関係閣僚に指示した内容は何ですか?
 
2.高齢者の御用についてあなたの考えを述べてください。
 
3.韓国と日本の社会的問題である高齢者社会についてどう思いますか