
松本文部科学大臣はことし8月に国際宇宙ステーションから帰還した宇宙飛行士の大西卓哉さんの表敬を受け、「ミッション達成に敬意を申し上げたい」と活動をねぎらいました。
大西卓哉さんは、ことし3月からおよそ5か月間にわたって国際宇宙ステーションに長期滞在し、日本人宇宙飛行士として3人目となる船長を務めました。
大西さんは11日、文部科学省を訪れて松本文部科学大臣と面会し、活動の成果を報告するとともに船内での写真をまとめた記念品を贈りました。

松本大臣は「船長として活躍し、ミッションを達成していただき、心から敬意を申し上げたい。宇宙から子どもたちとも交流し、宇宙に対する興味や未来に対する希望など、いろいろなものを与えていただいた」と述べ、活動をねぎらいました。

これに対し、大西さんは「船長の大役を担い、職務を全うできたのは、ひとえに地上のたくさんの方々の尽力や支えがあったからこそで、本当に感謝している。今回の経験をもとに、後輩の育成をしつつ、次の目標に向かって頑張りたい」と述べました。